【薩摩川内市】大小路町にある「山本實彦」の銅像と「帰り松」が見られます♪
「山本實彦」の銅像は、薩摩川内市大小路町、国道3号線の太平橋から見える銅像です。2020年に建てられました。
山本實彦翁は、薩摩川内市出身で日本の文学史を語るのに欠かせない方です。そして、衆議院議員でもありました。度々起こってきた、川内川の氾濫の治水に尽力し、国による改修事業着手に成功しました。川内川治水の父とも言われているそうです。その偉業と今後の川内川の治水を願って建てられた銅像です。
また、徳川幕府に時代に幕命により、薩摩藩は木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)流域の治水工事を行いました。薩摩義士は、治水工事を多くの犠牲を出しながらも、15か月の短期間で完成させました。工事完工後、薩摩から取り寄せた松が堤防上に植えられ、千本松原となりました。今では「油島千本松締切堤」として国の史跡・岐阜自然公園に指定されています。
その、千本松の子孫に当たる「帰り松」も寄贈され、銅像と同じ時に植えられました。これからの川内川の平穏と薩摩川内市の発展を見守っています。川内川の歴史について考えたい方はお散歩がてら、行かれてみてはいかがでしょうか?
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