【薩摩川内市】祁答院町の昔ながらの手造り焼酎は、日本唯一の製法で造った焼酎です♪
「祁答院蒸留所」は、薩摩川内市祁答院町藺牟田、県道42号線から入ったいむた温泉の近くにある、焼酎の蒸留所です。工場内は見学ができます。団体で行かれるときはご予約されてくださいね。「祁答院蒸留所」には2大看板の「野海棠」と「青潮」という焼酎があります。手造り焼酎と言うためには、厳しい決まりをクリアしないといけないそうですが、それをクリアしている手造り焼酎です。工場の案内には、とてもかわいいイラストで説明がされていました。とても分かりやすいです。「青潮」という焼酎は、元々甑島で生まれた焼酎でした。甑島の蒸留所が閉められる時に残したいという想いから、祁答院蒸留所で受け継ぎました。「青潮」は、かめ壺で丁寧に発酵させます。人の手でしっかり管理していきます。麹も手造りです。機械で冷やすと手造りとは言えないそうで、夏場の作業は特に大変ですが、米粒一粒一粒に麹がしっかりついていい米麹ができます。「野海棠」は、日本で唯一の製法、手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜、洞窟貯蔵を取り入れているそうです。木桶は、一度仕込むと、次を仕込むのに時間を置かないといけないそうです。木樽蒸溜は、機械と比べると採れる量は少なくなるようです。しかし、時間がかかっても、量が少なくてもこだわっているのは、それだけ味に違いがあります。原材料が同じでも、「青潮」と「野海棠」は香りが全然違いました。「青潮」は、ドシッとしたほどよい芋焼酎です。「野海棠」は、キリッとスッキリした芋焼酎です。どちらもおいしかったです。(店内では、香りだけいただきました。飲酒は購入して自宅でしています。)工場の裏に洞窟は掘られていました。奥行きが10メートルくらいあるそうです。手造り焼酎に興味のある方は、行かれてみてはいかがでしょうか?
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