【阿久根市】塩鶴町にある七不思議伝説の場所です♪
「隔丘塩田(おかごしえんでん)」は、阿久根市塩鶴町にある、七不思議の一つです。この辺りは、良質な塩を産出する塩田が一面に広がり、明治末期まで盛んに塩造りが行われていました。太平洋戦争後の約10年間も塩母屋が軒を連ねて製塩を行っていました。
東シナ海を遠見が丘によって隔たれたこの一帯から、塩が産出されるのは極めて不思議なことで、七不思議の一つとされている。同じく七不思議の一つ「黒神岩」からも伺えるように、縄文時代、阿久根市中心部は、広大な海海が広がっており、この辺りも海面下にあったと考えられています。
現在は、塩田は全く残されていませんが、「塩釜神社」として当時の名残を残しています。また、他の七不思議で「佐潟穴」「岩船」というのがありますが、市の担当者によると、現在は道路状況などで見ることができないそうです。
「佐潟穴」というのは、甑島まで繋がっているという伝説の洞窟の入口です。「岩船」は、昔流れ着いた船がそのまま岩になったと言う伝説です。阿久根の七不思議に興味のある方は、調べてみてはいかがでしょうか?