【阿久根市】大川にある七不思議の一つ 出口の無い川です♪
「尻無川」は、阿久根市大川の国道3号線の下に位置する海と川の合流地点です。阿久根市七不思議の一つとされる場所です。
昭和46年に発生した豪雨災害により、現在は、七不思議と言われた江戸時代とは姿を変えていますが、川を流れる水の量と、海へ注がれる量は同じではないように見えます。
「尻無川」の由来は、河口に打ち寄せられる荒波により、大粒の砂礫がせきをつくったため、流水はその中を潜行しながら海へ注いでいたとされます。したがって、河口、尻が無いことから尻無川と呼ばれ、この地区一帯が尻無地区と名付けられました。
せき止められた河口は子どもたちのかっこうの遊び場でした。昔は野菜や牛を洗ったりもされていたようです。
川もきれいな水ですが、海も美しいです。尻無川を含む、牛ノ浜、大川の海岸は景勝地として阿久根県立自然公園に指定されています。穏やかな川と海、両方を楽しめる面白いポイントに行かれてみてはいかがでしょうか?
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