【薩摩川内市】国分寺町の奈良時代建立とされる国指定史跡です♪
「薩摩国分寺」は、741年、聖武天皇のみことのりにより、国家の平安を祈念して、諸国に建立された勅願寺の一つです。薩摩国分寺の創建は、奈良時代後期ごろと推定されています。
国分寺には、僧寺(金光明四天王護国之寺)と尼寺(法華滅罪之寺)があり、ここは、薩摩国分僧寺跡です。尼寺跡の位置は確認されていません。
1944年に塔跡が国の史跡に指定され、1976年に寺跡が国の史跡に追加していされました。
広く思える史跡ですが、他の国分僧寺跡に比べると小規模なようです。
回廊跡もありました。当時、(現在の薩摩川内市国分寺町)薩摩国府に隣接するように建てられた国分僧寺です。復元模型が川内歴史資料館に展示してあります。こんな立派な建物や、国府があったので、当時はどんな人たちがいて、どれだけの賑わいがあったのだろうかと考えると、感慨深いものがあります。駐車場は川内歴史資料館を利用できるので、ゆっくり、奈良時代の薩摩の中心に行かれてみてはいかがでしょうか?
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