【薩摩川内市】東郷町藤川にある薩摩川内市指定文化財の梅です♪
「久留須梅」は、薩摩川内市東郷町藤川の県道46号線から看板の通りに進み、田海川を渡った最初の筋を右に曲がると、右側に見えます。
薩摩川内市の指定文化財になっています。この辺りは動物が多いのか、高い柵がしてありました。
看板も劣化で少し見えにくくなっていますが、読むことはできました。久留須梅は、藤川天神の祀ってある学問の神様、菅原道真公と関係があるとされています。この辺りの伝説では、菅原道真公が追手を逃れて、この地へ赴き、余生を送ったとされています。
「久留須梅」と呼ばれるこの木は、追手から逃げている最中の菅原道真公を、何も知らずにもてなした農家の方へ後日、菅原道真公から梅の実が送られた物から芽を出し、大きくなった臥竜梅とされています。
臥竜梅は、元気のいい自由度の高い梅の木です。久留須家には、「梅の実は梅干しにしないこと」「梅の枝は切らないこと」と言い伝えられているそうです。菅原道真公は、千年以上前に実在したといわれる人物です。そのゆかりの梅が今もこうして存在しているのは、感慨深いです。薩摩川内市指定文化財にもなっている臥竜梅を、藤川天神と合わせて、みられてはいかがでしょうか?
「久留須梅」はこのあたり↓