【薩摩川内市】入来町の歴史あるお寺の跡にある仁王像です

薩摩川内市寿昌寺跡の鳥居「寿昌寺の仁王像」は、薩摩川内市入来町副田、国道328号線沿いにあります。寿昌寺は、中世の時代に入来町を治めていた、入来院氏の菩提寺(先祖代々のお墓のあるお寺)で、領内随一の寺院として、明治維新の廃仏毀釈まで尊崇されました。江戸時代後期に薩摩藩が変纂した「三国名勝図絵」にも出てくるお寺です。薩摩川内市寿昌寺跡の看板仁王は、釈迦に仕え仏法やその聖域(寺院や仏壇)を守護する執金剛神が阿形、吽形二体に分化したもので、「二王」とも呼ばれます。また、裙(裳)を腰に纏うだけの上半身裸形で、筋骨隆々とした姿で表されることから「金剛力士」とも言われます。薩摩川内市寿昌寺跡の吽形吽形です。この仁王像は下半身がありません。元々は下半身まであったようですが、石臼を作られたと看板には書いてありました。薩摩川内市寿昌寺跡の阿形阿形です。仁王像の製作年は不明ですが、江戸時代初期に造られたものではないかと言われているそうです。薩摩の歴史を思い浮かべながら、数百年前にできたと言われている、仁王像を見に行かれてみてはいかがでしょうか?

「寿昌寺の仁王像」はこちら↓

Ari

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