【薩摩川内市】170年以上前に架設された市指定文化財の石橋です♪
薩摩川内市指定文化財の「江之口橋」は、薩摩川内市高江町県道43号線から看板に従って、500m先に進んだところにあります。
江之口橋は、肥後の石工、岩永三五郎によって架設されました。岩永三五郎は、肥後藩出身で、江戸時代後期に活躍した石工です。鹿児島市の甲突川に架かる甲突川五石橋を架けた人物でもあります。岩永三五郎は、江之口橋の架設を最後に、薩摩から肥後に帰ったと言われています。
江之口橋は、重厚感のある大変美しいアーチの石橋です。1849年に架設されたので、170年以上前にできた橋です。
川の上流側と下流側からそれぞれ見ると、橋の印象も変わります。ジーッと眺めていたくなる橋です。
今は、路面は保護のため、路面はコンクリートで改修されましたが、すべて石で造った当時の技術は本当にすごいですね。薩摩川内市に残る唯一の岩永三五郎が手がけた石橋です。ご興味のある方は、行かれてみてはいかがでしょうか?
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