【薩摩川内市】高江を救った のびゆく薩摩川内市にも出てくる偉人の神社
「小野神社」は、薩摩川内市高江町、県道43号線沿いにあります。約330年前に長崎堤防を造った中心人物である小野仙右衛門の神社です。長崎堤防の話は、薩摩川内市民には、言わずと知れた社会の教科書、「のびゆく薩摩川内市」令和4~6年度の小学校3・4年生用社会科副読本にも掲載されていました。長崎堤防は、海が近いために潮の満ち引きが大きく、川底は地盤が弱いため、思うように工事は進みませんでした。せっかくできた堤防も、梅雨の洪水で何度も壊されました。多くの犠牲も出ました。工事を始めてから7年目に、石壁に心という文字を彫りました。その横には、見えませんが、「この堤防が完成することをいのる。」と書いてあるようです。8年目に、「袈裟姫伝説」があり、長崎堤防は完成します。「心」が掘ってある岩は、神社の鳥居から30メートル先にあります。人一人通れるような通路が作られています。上って、下った先にありました。足元が不安定なので、運動靴で行かれた方がいいと思います。薩摩川内市の歴史を見てみたい方は、行かれてみてはいかがでしょうか?
「小野神社」はこちら↓